1954年に柳宗理がデザインした天童木工製のバタフライスツールです。
1990年代製のセミヴィンテージコンディション、ローズウッドモデルになります。

日本を代表するプロダクトデザイナー・柳宗理の代表作とも言える作品。左右対称の2枚のプライウッドを組み合わせた非常にシンプルな構造ですが、その名の通り蝶が羽を広げたような有機的なフォルムは世界的に高く評価され、ニューヨーク近代美術館（MoMA）の永久保存品に選定されています。また、90年代製の個体は現行品よりも木目のコントラストがくっきりと美しく、やや赤みを帯びた非常に雰囲気のある佇まいです。

ごく僅かな小キズが見られる程度で目立つダメージはなく、全体的に大変清潔なコンディションを保っています。当時のラベルと合わせ番号の刻印も確認できます。

Designed by Sori Yanagi
Made in Japan